草の根無償資金協力によるアイン・ワゼイン・メディカルビレッジの画像診断能力向上支援

令和8年8月20日
sg
zvg
2026年8月20日、山田有一駐レバノン日本国大使館臨時代理大使は、山岳レバノン県シューフ地域にあるアイン・ワゼイン・メディカルビレッジ(AWMV)向けに電動式デジタル移動型X線装置を導入するための草の根無償資金協力(GGP)の契約を締結しました。
 
AWMVは1978年以来、3万2千人のシリア難民と1万7千人の国内避難民を含む40万人以上に無料または低料金の医療サービスを提供してきました。同病院が最近まで使用してきた移動型X線装置は2003年と2010年に導入されたもので、耐用年数を大幅に超過しており、現在レンタルしているアナログ式装置では月間の検査需要に対応できず、診断の遅延や財政的な負担が生じています。
 
この新しいデジタル移動式X線装置は、AWMVの救急、集中治療、外科、病棟の各部門で信頼性の高い画像診断能力を回復させ、脆弱な患者に直接的な恩恵をもたらすとともに、レンタルコストの削減と病院サービスの持続可能性の向上にも貢献します。署名式において、山田臨時代理大使はレバノンの医療分野に対する日本のコミットメントを改めて表明し、サアブ副理事長は経済危機が続く中での日本の支援に感謝の意を表しました。