日本によるUNRWA経由のパレスチナ難民のための再生可能エネルギー推進支援

令和7年12月8日
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2025年12月4日、日本政府とUNRWAは、レバノンの複数のパレスチナ難民向け施設への再生可能エネルギー支援の完了を記念して、支援先の一つであるシブリン訓練センターで太陽光発電システムの完工式を実施しました。 日本が資金提供し、UNRWAが実施したこのプロジェクトは、クリーンで信頼性のある太陽光発電を導入することで、保健センター、井戸、教育及び訓練施設を含む重要なサービスに、レバノンの継続的なエネルギー問題の下でも、途切れないサービス提供を確保するのに役立ちます。 式典において、馬越在レバノン大使は、このプロジェクトが日本の外交政策の重要な柱の一つである、人間の安全保障の原則を反映していることを強調しました。また、馬越大使は、安定した持続可能なエネルギーを提供することが、コミュニティの回復力を強化し、若者がより良い未来を築くために必要なスキルを身につけるのに役立つ点や、UNRWAの運営コストを削減し、貴重な資源をパレスチナ難民に直接利益をもたらすプログラムに振り分けることができるようになる点について言及しました。日本は、UNRWAを支援し、人間の安全保障アプローチに沿って、すべての人に尊厳、安定、機会があたえられるよう取り組んでいきます。