馬越大使のUNESCOアラブ地域危機下における教育地域セミナーサイドイベントEl・Sistemaコンサート出席
令和7年11月21日
2025年11月12日、馬越在レバノン日本大使は、ベイルートで開催された「アラブ地域における緊急下の教育に関するUNESCO地域セミナー」の公式サイドイベントとして実施された、エル・システマコンサートにて開会の辞を述べました。本コンサートでは、レバノン各地から危機の影響を受けた子ども・若者の演奏家が集まり、音楽が与える、希望や強靱性、情緒的な安定を育む力を力強く示したものとなりました。馬越大使は、若い音楽家、教育者及び関係者に敬意を表し、文化・心理社会的支援活動が子どもたちの幸福に寄与し、危機下の教育支援を補完する重要な役割を果たすと強調し、「日本は、最も困難な状況においても、学び・尊厳・希望を守る『緊急下の教育』が不可欠であると考えており、これは日本の『人間の安全保障』の理念の核心です。」と述べました。
また、同日、伊藤一等書記官は、同セミナーの「パートナー対話:危機下におけるアラブ地域の強靱な教育システムのための資金調達(Partner Dialogue: Financing Resilient Education Systems in Times of Crisis in the Arab Region)」セッションのパネリストとして、ECWやGPEの代表者と共に登壇しました。伊藤書記官は、2021年から5年間で15億米ドルを拠出する日本の教育支援(2022年国連「教育変革サミット」で発表)に言及し、GPEへの拠出や人材育成分野への支援など、日本の持続的な国際教育協力を紹介しました。また、人間の安全保障の観点、教師・学習者の保護と福祉、そして教育分野におけるパートナー間の調整強化の重要性や、地域全体でより整合的で効果的な危機下の教育(EiE)対応を進める必要性を強調し、日本がUNESCO、レバノン政府、国内の関係機関と緊密に連携し、EiEの強化、子どもの健康の向上、そして学習機会や心理社会的支援に取り組んでいくと述べました。
また、同日、伊藤一等書記官は、同セミナーの「パートナー対話:危機下におけるアラブ地域の強靱な教育システムのための資金調達(Partner Dialogue: Financing Resilient Education Systems in Times of Crisis in the Arab Region)」セッションのパネリストとして、ECWやGPEの代表者と共に登壇しました。伊藤書記官は、2021年から5年間で15億米ドルを拠出する日本の教育支援(2022年国連「教育変革サミット」で発表)に言及し、GPEへの拠出や人材育成分野への支援など、日本の持続的な国際教育協力を紹介しました。また、人間の安全保障の観点、教師・学習者の保護と福祉、そして教育分野におけるパートナー間の調整強化の重要性や、地域全体でより整合的で効果的な危機下の教育(EiE)対応を進める必要性を強調し、日本がUNESCO、レバノン政府、国内の関係機関と緊密に連携し、EiEの強化、子どもの健康の向上、そして学習機会や心理社会的支援に取り組んでいくと述べました。